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強矢って苗字は珍しい

自己紹介

2022/08/15

こんにちは。生パスタや生中華麺を作っている強矢大輔(きょうやだいけ)です。


強矢って苗字は珍しい、聞いたことがないってよく言われます。強矢は本来スネヤと読みまして、祖父が埼玉の秩父出身です。祖父の代に読み方が変わり、キョウヤと呼ばれる強矢は2021年現在20人くらいになります。前の話をすると、A4用紙1枚いっぱいになるので、続きは別の機会に。


さて、なんで麺づくりを始めたかというと、弟の経営するラーメン店がきっかけです。弟が仕入れていた麺をもっと美味しくしたいなと感じたからです。美味しくなれば、お客様も安心してご利用いただけますし、お店の経営も安定すると考えました。麺づくりは弟のイメージに寄り添うだけだったので試作は数回で済みました。


中華麺が出来上がると、次に生パスタづくりを始めました。同じ製麺機でパスタが作れたのと中華麺のバリエーションを増やしても、弟がコレだと決めた麺と競合してしまうと考えたからです。周りを見渡せば手打ちそばや手打ちうどんはあっても、生パスタという商品が見当たらなかったので、イケるかなと感じていました。


そこからパスタを勉強します。乾燥パスタはよく食べていましたが、なぜ生パスタが一般的に手に入らないのか、どこで手に入るのか考えたのです。スーパー(通販)で購入するか、レストランで食べるかだと思います。乾燥パスタや冷凍パスタであれば日持ちがします。生パスタであれば、賞味期限が短い印象がぬぐえません。


生拉麺セットのように麺とソースがセットの生パスタ商品は見かけません。コンビニや冷凍食品では、千代売り済みで販売されています。1種類の麺だけならいいのですが、パスタは何百種類と本来はあるのです。ソースの組み合わせを考えると、人生ですべてを味わうことなんて不可能な数のレシピが出来上がります。


実際パスタ屋さんって日替わりや週替わりでパスタソースを変えている印象がありますよね。いつも同じものを食べる人もいるかもしれませんが、毎回異なるソースでパスタを楽しみたいというニーズもあるようです。ラーメン屋さんが同じ事したら、味が変わったって怒られてしまいます。


私はイタリアンの専門ではありません。中華料理やフランス料理のお店で働いていたこともあります。そんな私だから、イタリアンのお店が当たり前にやっていること、パスタソースにこだわることに疑問を感じたのです。

そもそも麺が主役なんじゃないのってわけです。ソースを作る前に麺がしっかりしてないといけない。


どんなソースでも引き立たせる「美味しい麺」って言われるよう頑張ります。
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